PMS（月経前症候群）とは

PMS（月経前症候群）の原因については、はっきりとしたことが分かっていないのが現状のようですが、一説によるとエストロゲン（卵胞ホルモン）の過剰、プロゲステロン（黄体ホルモン）の不足など、ホルモンバランスが崩れるためにこのような症状が起こるのではないかと考えられています。

PMS（月経前症候群）の症状や程度には、かなりの個人差が見られるようですが、その代表的な症状を紹介します。

1. 周期的に症状が現れる
2. 生理前の2週間（黄体期）に症状が現れる
3. 日常生活にある程度影響するくらいに症状が重い

基礎体温や体調をチェックして、3つのポイントが当てはまる場合、PMS（月経前症候群）と診断されます。

対処法その1　　自分がPMS（月経前症候群）であることに気づくこと
PMS（月経前症候群）は生理のある女性だけに起こるものなので、健康な女性である証でもあります。また、今まで悩んでいた症状がPMS（月経前症候群）が原因だったと分かるだけでも、気持ちが楽になり、症状の軽減が見られるようです。

対処法その2　　基礎体温や体調の記録をつける
しばらく基礎体温をつけていると、自分が症状を起こしやすい時期がわかってきます。
個人差の大きいPMS（月経前症候群）の時期や症状を把握することで、症状は軽くなるようです。

対処法その3　　食生活を見直す
バランスの整った食生活を心がけましょう。なかでも大豆をはじめとした豆類や緑黄色野菜、玄米などを意識的にとるようにすると効果的です。
大豆
緑黄色野菜
玄米
ビタミンB

対処法その4　　適度な運動をする
これはPMS（月経前症候群）に限ったことではありませんが、運動不足になりがちな現代において、適度な運動を定期的に行うことは健康改善に絶大な効果があります。20分〜30分程度の軽いジョギングがおすすめです。

対処法その5　　リラックスを心がける
PMS（月経前症候群）の最大の原因はストレスだといわれています。
ぬるめのお風呂にゆっくりとつかる。照明器具を工夫したり、ハーブを取り入れてみる。今まで1人で悩んでいたのだとしたら、家族や友人など身近な人に話してみる。など、ココロとカラダのリフレッシュを心がけましょう。
ローズマリー
ペパーミント
セントジョーンズワート
アンゼリカ
カモミール